有酸素運動とは、息切れするような激しい運動ではなく、十分な呼吸ができる規則的な繰り返しのある軽い運動のこと。
軽い運動とはいえ、繰り返しの運動は全身運動であり、汗ばむほどの運動量です。
有酸素運動というと、脂肪を燃焼することで知られていますが、運動を始めてすぐに脂肪が燃焼されるわけではありません。
最初は、筋肉内に蓄えられているグリコーゲンや糖質がエネルギーとして使用され、徐々に脂肪もエネルギー源として利用されていきます。
かつては、脂肪が燃焼されるようになるまでには20分かかると言われ、ダイエットのためには20分以上の有酸素運動をしなければならないとされていました。
しかし、近年の研究の結果、10分前後の有酸素運動でも脂肪の燃焼が始まることがわかってきました。
運動開始後10分くらいからだんだん血中脂肪が利用され始め、20分を経過するころから血中脂肪が不足してくるため、今度は脂肪細胞として蓄えられている内臓脂肪や皮下脂肪が使われるように。
内臓脂肪や皮下脂肪は、脂肪分解酵素リパーゼによって分解され、不足分が血液中に送り出されてエネルギー源となるのです。
つまり、有酸素運動を続ければ続けるほど、血中脂肪の不足を補うために、内臓脂肪や皮下脂肪が利用(燃焼)されるわけで、結果として痩せるということです。
ただし、有酸素運動で痩せたのを実感できるようになるには、定期的に行うことが大切。
なるべく長時間の有酸素運動を週に数回行うようにするといいでしょう。
